大好きだよ。
浩史は私にキスしていた。

やがてお互いの唇が離れていく。
「・・・・」
じっと私が浩史を
見つめると
浩史は顔を赤く目を反らしたまま言った。

「美月が悪いんだからな!
そんな・・・可愛い事 いうからっ」

やばい
浩史すっごい照れてる。

勇気を 振り絞り
私からも浩史にキスをする。

「これで おあいこだね。」

ニコッと微笑む。
すると 浩史も
微笑んで
浩史の顔が近づいてくる

ゆっくりと私は目を閉じる。
そして・・・

「お疲れ様でーすっ!」

どうやら一周回ってしまった
みたいだ。

なんか 恥ずかしい。
気づかれたかな?
浩史が先に降りて
私が降りる時に
「この観覧車はカップルで乗るとずっと幸せでいられるんですよ。」
と 教えてくれた。

係の人にはにかんで
お辞儀する。
浩史にはなんて言ってたの って
聞かれたけど
これは私だけの秘密だよ。
また いつか
教えてあげるね。
< 7 / 7 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

妖怪涼祭
桜蝶。/著

総文字数/13,913

ファンタジー22ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
狹姫と朶茅は 夏祭りに 不思議な者達に出会う。 様々な 妖怪が出てきて 仲間が増えていく中 芽生える絆。 禁断の恋。 あなたなら 誰を選びますか? そして 鈴の謎とは?
私の恋2
桜蝶。/著

総文字数/38,407

ノンフィクション・実話159ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
前の 私の恋は 元カレとの実話を 書きました。 本当に1年間の恋は終わりました。 最近気になる可愛い男の娘がいるので その子について語りたいと思います。
愛しい雪
桜蝶。/著

総文字数/1,422

恋愛(その他)3ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
これは 寒い寒い 冬のお話。 白い雪はいつも 静かで綺麗で 僕の心を弾ませた。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop