パーフェクトライン 【密フェチSS】
本編
帰宅した良雄を優子は玄関まで出迎えた。良雄が脱いだジャケットを受け取った優子は、自分の失敗に気づく。普段はなるべく見ないようにしているものを見てしまった。


やっぱり、好き。
このライン。


それに目を奪われると、魂までもが奪われて我を見失い、優子の中の牝が見境なく悶えてしまうから、普段は見ないようにしているのに、今夜の優子はうっかりと見てしまった。


休日前だから、うっかりじゃないかも。


2週間ほど大人しく眠っていた欲が目覚める感覚に、ふふっと優子は忍び笑いこぼした。
< 1 / 3 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop