僕はきっと。
第三章 踏み躙られた心
あの頃の大好きだった君も
大好きだった君の笑顔も

世界で一番嫌いになってた。

君はどうしてそんなに
僕に見せつけるのだろう。

いつも僕の方をチラっと見ては
先輩とイチャついて抱き合って

そんな君を見てる度に
大好きという気持ちも
以前の君の存在さえも
僕の中から消えて行った。

僕の心を踏み躙って笑い飛ばす
そんな君の事をいつしか
「憎い」と思うようになった。
< 6 / 8 >

この作品をシェア

pagetop