君が好き。
――誕生日当日――

只今、AM6:00
しかも、今日は日曜日…
当然、学校はなく、柚輝が起こしにくるのは、7:00…

いみもなく早く起きてしまった……

はぁ、もう少し寝ていたかった。

あれからどことなくギクシャクしてて、誕生日どころじゃない……

『はぁ~あ、なにやってんだろ』

本当に何やってんだろ?

1人、落ちたり上がったり…

めちゃくちゃ虚しい……


そうやって考えがグルグル頭の中を回る。

そうしているうちに、柚輝のくる時間になった……

『……』

??あれ????

チクタクと時計の音だけが響き、1分2分と過ぎていった……

いつもならきっちり7:00に起こしに来るのに……

どうしたんだろ????

いつの間にか7時半になっていた……


うん……

おかしい……


……よし!

私は立ち上がり、部屋を出て、柚輝の部屋へ、


『ここだったよね…』

よし!

ガチャ…

ドアを開くと、柚輝はまだすやすやと寝ていた。

珍しい……

…久しぶりに柚輝の可愛い顔を見た気がする…


………可愛いなぁ……

吸い込まれそう……

『……』

髪をなでてみた

サラサラとした髪の毛、優しく私の指の間をすり抜けていく。

髪をなでていると、柚輝はとても気持ちよさそうな優しい顔をした…


かわっ…可愛すぎる…


……好きすぎてやばい……

『柚輝……大好きだよ……』

そう言いながら頬にキスを落とし、手を繋いだ。

気持ちよさそうに寝ている柚輝を見てたら眠くなってきた……

…このまま寝ちゃお♪


そして、そこから夢の世界へと………


夢で、柚輝は笑ってた

私と一緒に…とっても幸せそうに……


久しぶりに見た……
やっぱり、笑ってる顔が1番合うよ……


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