Forever love〜あおぞら〜

〜友哉side〜


ふるえる里奈を抱きしめたら突き飛ばされてしまった。


驚きもあったと思うけど、それと何かあっただろう…

まるで、抱きしめられるのが怖いみたいに。



言葉もうまく発せれていない里奈をもう一度抱きしめたんだ。


こんなの、恥ずかしくて普通ならしねぇけどな…

里奈はさっきみたいに突き飛ばさない。


こんなに息きらして、肩でがんばって息してふるえてる里奈。



「ごめんね。もうｯ…少しで治まるから…ッ」



「無理すんな。俺はここにいるから。」



「怖かった………ｯはッ…」



「しゃべんな。大丈夫だから。」



里奈を苦しめてるもの…何なんだよ。


再開できたら里奈は喜ぶかと思っていたら違ったんだよな…


俺は、あの時から今もずっとお前が好きだよ…



好きな女をただ抱きしめてる事しかできねぇ。



そんなことを考えてたら、俺は里奈を抱きしめる腕の力を強めた。


「いたいよ…ｯゆうｯや…ｯ」


力を入れすぎたか…



里奈は俺から少し離れた。




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