すき。すき。すき。


「大丈夫?」

優しく声をかけて、
彼女を立たせた。

「怪我はない?
服、汚れれてない?」

返事もできずに彼女は
コクコク。と何度も頷く。

「よかった。」

できるだけ優しく、尋ねる。
私も優希先輩みたいに
優しく笑えるかなって。

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