好きかもしんない[完]



あたしの背後から聞き覚えのある低い声。



「いつきくんっ?」





あたしの後ろにはニヤニヤしたいつきくんが…。





「なんでいるの!?」




「なんでって?だっておせーもん、おまえ…。」





いつきくんは腕を頭の後ろに組んで口をとがらして言う。





< 93 / 220 >

この作品をシェア

pagetop