赫の守護〜無自覚溺愛吸血鬼〜
そんなキサラの頭を少年はゆっくり撫でる。

少年の良い匂いと撫でられる心地よさに、キサラは泣き疲れた事もあって何時の間にか眠ってしまった。


気付いたら朝で、自分の家にいたためあれは夢だったのかと思った。


ほんの数十分会っただけ。

それに時間が経つにつれ本当に夢だったと思うようになった。

しかも小さかった自分は少年を夕日だと本気で信じていたので、彼とジュークは結びつかなかったのだ。


そうして次第に記憶も薄れ、すっかり忘れていた。
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