赫の守護〜無自覚溺愛吸血鬼〜
 

「そうして眠ってしまったお前を、俺は花嫁にしたんだ」

話し終えたジュークは何とも言えない表情で黙った。


バツが悪いというか、居た堪れないというか。

どちらにしても申し訳なさそうな顔である。


「……その、すまなかった」

「…………何で今更謝るんですか? 昨日は遠くに行けとか勝手な事言っていたくせに」

「……」

キサラの言葉にジュークは黙った。
黙る事しか出来ない。
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