赫の守護〜無自覚溺愛吸血鬼〜
(もうそれ位にしてー!)

恥ずかし過ぎて今にも気絶しそうな程だ。


初めてジュークに血を吸われた日から、彼のキサラへの態度は一変したと言ってもいい。


初めは遠くに行けとまで言っていたジュークだが、今では寧ろどこにも行くなとばかりにキサラにベッタリだ。

執務中は流石に一緒には居られないが、それ以外はほとんど一緒に居る。


驚異の早さで一日の仕事を終わらせ、キサラの教養のレッスンまで手伝う始末。

主にダンスのレッスンではキサラの手を離さない程だ。
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