君の声がききたい
虹に手を振ったあと、何気なくポケットを探る俺。





「…落としたんかなぁ」

「待って。私の携帯から、修也にかけてみようよ!番号は?」


自分の携帯を取り出す虹。

俺は自分の携帯番号を言う…

虹が携帯に番号を打ち込み、携帯を耳に当てると…




“〜〜♪〜♪”


どこからか、俺の携帯の着信音が聞こえる。




「近くから聞こえない?」


耳をすます虹。




「あれ?反対側のポケットに入ってましたー」

「え(汗)」


反対側のポケットから、わざとらしく携帯を出す俺。




「お騒がせしましたー。&虹の携帯番号GET♪」

「……ぷ。‥アハハ」


実はこれ…

俺が女の子の連絡先知りたい時に、よくやる手。






「アドレスはどうやってGETしよっかな〜…うーん・・」

「クスクス♪…はい、私のアドレス!」


携帯を俺に差し出す虹。

携帯画面には、虹のアドレスが表示されている…



「サンキュ」


俺は赤外線で虹のアドレスを読み込み、自分の携帯に登録する。





「サンキュ。ちょくちょくメールしていいか?」
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