HERO
「もういい、お客さんって誰?」


「よくわかんないけど、ここにいる女の人呼んでって言われたから」



何だか嫌な予感しかしない。


部屋をでると、そこにはソファに座ってるとーま。



それと、壁に持たれて立ってる、昨日のあの男。



「あ、いたいた。今日は俺とデートしてよ、もちろん、お金はちゃんとはらうから」


「どうしてここがわかったの」


「これ。親切に住所書いてくれてある」



そう言ってその男が取り出したのは、ポケットティッシュ。


ああもう、めんどくさいな。



とーまが、ずっと私を見てる。
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