HERO
「気に入らないみたいだけど、別に美亜に選ばせてもいいんだよ。まあ、答えはわかってるけど」
そう、だって私に選択肢なんて一つしか用意されてないもん。
わんこが引くしかないの、わかってよ。
私はここで、わんこと一緒に帰るわけにはいかないんだよ。
「美亜さん、帰ろう」
駄目、帰ろうなんて、言ったら駄目。
だって、それが意味するのは。
「ああ、そうか。美亜は嘘をついたんだな。住んでる所、あるんじゃないか」
「違う...違うの!」
「俺に隠し事するなって、昔言わなかったか?」
何も言っちゃいけない、何も言えない。
だから、私は、ただただ首を横に振ってた。
そう、だって私に選択肢なんて一つしか用意されてないもん。
わんこが引くしかないの、わかってよ。
私はここで、わんこと一緒に帰るわけにはいかないんだよ。
「美亜さん、帰ろう」
駄目、帰ろうなんて、言ったら駄目。
だって、それが意味するのは。
「ああ、そうか。美亜は嘘をついたんだな。住んでる所、あるんじゃないか」
「違う...違うの!」
「俺に隠し事するなって、昔言わなかったか?」
何も言っちゃいけない、何も言えない。
だから、私は、ただただ首を横に振ってた。