HERO
「早いとこ済ませろよ、人待たせてんだから」



人待たせてるとか言って、どうせ女の子のくせに。


ダルそうにソファに座るブルー。



何て言葉で切り出そうか、まだ考えることができてなかった。



「今日のことの話なら勘弁しろよ、俺別に悪いと思ってねえから」


今日のことって、多分無理やり襲おうとしたこと。



謝ってもらおうとも思ってないし。


それに、もう頭の中は別のことでいっぱい。



「あ...そうじゃなくて、えっと、あの...」



駄目だ、言葉が見つからない。


何から話せばいいのかわからない。


そんな自分に、腹が立った。
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