ご奉仕ワーリィ


「だから、私が、したかったの、にぃ……」


「はいはい、では次から、あなたが思うように――できるもんならやってください、あの状態でできるというのなら、ね」


「ロープ、ぃ、やぁ」


「なくてもきっとあなたは、今のように動けない……いや、すぐに意識が飛ぶんじゃないんですか」


「へんた、ぃ、バカぁ……」


「そうなるほど、俺は陛下を好きなんですよー。許してもらいたいものですね。ま、許してもらえると分かっているから、俺はこれからもこの調子なのですが」


びくっとなることを言う体が、私の体に覆い被さってきた。


「いつまでもぐずらないでください。陛下とて満更でもないくせに」


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