* 甘々な先輩 *
でも、この体勢のままだと
ご飯がつくれないんだよ、先輩…。
「先輩…ご飯、作れない…」
「…ん…、わかった…」
不満そうにあたしから離れ
何故かあたしの部屋に入っていった。
…そんなに友乃ちゃんといるのが
嫌なのかな…。
「…よし、」
できた〜!
なんだかんだしているうちに
出来たよ〜っ!
余り物だけどね。←
「友乃ちゃーん、先輩、出来たよ〜」
って部屋にいる先輩にも聞こえるように
できるだけ大きな声で言いながら
せっせとテーブルに料理を運んだ。