* 甘々な先輩 *




苦笑いでテレビを見ていた


友乃ちゃんの隣に座る。




同棲…、同棲…、


だっだめだ…っ。


考えれば考えるほど口が緩んでしまう。


朝起きて、隣には先輩…


先輩が迎えに来なくても


一緒に登校して………。




みたいな妄想が頭の中を駆け巡る。





「おーいっ、お風呂いい?」


「えっ、あ!どうぞ!」





友乃ちゃんはもう


あたしの妄想癖に慣れているのか


さほど気にしてはいないみたいだった。





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