* 甘々な先輩 *





あたし、自分でベッドなんか…。




頭を数時間前の記憶に戻す。


戻したところで思い出したのは


あたしが壁を叩いてから


リビングで


大学のレポートをしてたことだけ。




自分の足で


ベッドまで来た記憶はない…。




「…んっ、起きた…?」


「えっ!?…せん、ぱい…?」




どうして先輩がここに…?


あたしの頭はそれだけでいっぱいだった。




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