お嬢様は執事様!
「では、私が準備をして参りますね。」
「お願いするわ。」
キッチンの場所を教えてもらい
再び長いながーい廊下を歩いた。
それにしても本当に綺麗なお家…。
どこを見てもチリ1つないし。
きっといっぱいのお手伝いさんが
いるんだろうなー…。
キッチンに着くまでは誰とも
会わずに到着した。
キッチンには既に先客がいて
くるくると働いていた。
「こんにちは。
今日から一週間お世話になります、
城崎です。」
忙しそうな背中に控えめに声をかけると
手を止めあたしのほうへ
振り返った。