天神学園高等部の奇怪な面々24
そんなお説教の最中に。

「?」

クルリと何かに気づいて振り返る小岩井。

その様子にバルナも気付く。

「どうしました?小岩井さん…」

「………………いえ…」

訝しげにしばし一点を見つめた後。

「何でもありません…」

彼はまた向き直る。

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