Sweet Life



「電気…消して」


「ん?点いてても」


「嫌だ!恥ずかしい」


「分かった分かった」


電気を消し


「これでいいか?」


「……」


「イヤは無しだからな」


眉を上げて


「菜摘」


「もう!そんなこと言わないでよ」


「ククク…」


「た、樹」


「ん?」


バスタオルをベッドの下に落とす。


「い、苛めないで…優しく」


「誰が苛めんだよ。失礼な奴だな」


指で私の唇を辿ってる。


「お前こそ俺を苛めてたくせに」


「えっ?」


耳元で


「何日お預けさせた?」


「そ、それは…だって」


「だからもう我慢出来ねえし」


そう言い終わる前に唇を…


「ン…ハァ…ァン」


知らぬ間に甘えたような声が。


樹の唇は首筋から胸に…


「ァ…ァン」


胸の頂を口に含まれて舌で…


もう片方は指で…


「ァアァ…」



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