Sweet Life
樹に話して少しは心が楽になったような気がする。
「ありがとうね」
「フッ どういたしまして」
樹から離れて
「すぐご飯にするから先にお風呂に入っちゃって下さい」
「ん」
樹がお風呂に入ってる間に晩御飯の支度。
う~ん
買い物にも行けなかったし…と。
冷蔵庫の中を見て
鶏の照り焼きとサラダでいいか。
手早く照り焼きとグリーンサラダを。
「樹~出来たよ」
リビングで新聞を読んでた樹を呼んで
「はい、どうぞ」
ビールを注いで
「いただきます」
食べ始めた。
「そういや」
「うん?」
食べながら思い出したように
「学校帰りにカラオケですか?」
ド、ドキッ!
「えっ?えぇ~っと」
「……」
「ごめんなさい。唯ちゃん達に誘われて…春休みに遊べなかったから…た、たまにはですね…」
段々俯いて。
学校の先生としては学校帰りに制服のままでカラオケなんて一応注意しなきゃいけないよね。
それに旦那様に黙って行っちゃったんだし。
「まぁ、いい」
「えっ?」
「誰も誰とも遊ぶなとは言ってない。天野達となら別に構わない」
「ほ、ほんと?」