Sweet Life
ベッドにそっと降ろして
「菜摘」
「い、いや~」
今はそんな気にならない。
「ヒック…ヒック…」
まだ涙が止まらないし。
「何もしないからパジャマを着ろ。マジに風邪ひくぞ」
バスタオルを剥ぎパジャマを着せてくれて、頭をタオルドライしてくれてる。
「た、たつき~ワァ~ァァァ~」
今度は樹に抱き着いて泣き出した。
「ん、ん。もういいから…横になろうな」
抱き寄せたまま横に
頭を撫でて
「もう寝ろ」
「たつき~此処にいて。傍にいて。何処へもいっちゃ嫌だ~ヒ、ヒック…」
「ば~か!何処に行くつぅんだよ。ちゃんと此処にいるから」
「うん」
樹の胸に顔を埋めて…知らないうちに眠りに就いた。