Sweet Life
何故か二人でスーパーを回って
「うん決めた。アサリのお味噌汁にする」
「アサリか、美味いよな」
「うん」
二人レジで支払いを済ませ
「高原はチャリか」
「あ、うん」
「じゃあ先に行けよ」
「いいよ。途中まで一緒に帰ろ」
「いいのか?急ぐんじゃ」
「ううん、全然」
私は自転車を押しながら杉下君と歩き出した。
「最近高原、授業中寝てないよな」
「な、何それ?」
私ってそんなに寝てるイメージなんですか?
確かに理数系は苦手だけど、そんなに成績悪くないわよ。
私が膨れたのか
「あ~悪い悪い」
「まぁ、いいよ。確かに眠たいもん。でもさすがに三年のこの時期に寝てられないでしょ」
「ハハハ…そりゃそうだ。夏休みに入っても補講やら合宿あるしな」
「はぁ~そうなんだよね。温泉はいいけど勉強漬けって如何なもんかと思っちゃうわよね」
「飴と鞭ってことだろ」
「そうね」
三叉路に来て
「じゃあ杉下君、明日ね」
「あぁ、悪いな。チャリで帰ったら直ぐだったのに付き合わせて」
「ううん大丈夫よ。じゃあバイバイ」
「お~気をつけて帰れ」
「杉下君もね」
「ハハハ…俺は男だ」
「ハハハ…そうだね」
杉下君と別れて自転車跳ばして一路家へ
まさか、それをあのヤキモチ妬きの旦那様が見ているとも知らず。