Sweet Life



「あっ」


お義母さんが急に



「ローラ、ダイヤの髪飾りとか着けられるかしら?」


「ダイヤのヘアアクセサリー?どんなものかしら?」


「小さなダイヤのピンよ。もう着けなくなったブローチをヘアピンにしてもらったの。五つあるわ」


お義母さんが紙にイラストを描いて説明を。


「オー これならOKね。ナツミの髪はアップにするから。ダイヤのピンならこのティアラにも合うし」


「よかった。菜摘ちゃんにプレゼントするつもりだったけど貸すことにするわね。式が終わってから改めてプレゼント」


「お義母さん ありがとうございます」


う~めちゃめちゃ嬉しいよ~


お義母さんに樹のお嫁さんと認められたようで。


「これで全てOKね」


フィッテングルームを出て


樹達は所在なさげにお茶を飲んでいた。


確かにブティックに男性は居場所はないわね。


「おまちどうさま」


「済んだのか?」


「はい」


樹の横に座っていらっしゃるのがお義父さんだ。


樹にやっぱり似ている。


椅子から立ち上がって


「菜摘ちゃん」


「はじめまして。菜摘です。ど、どうぞよろしくお願いします」


深々と頭を下げたら


「これはこれはご丁寧に。樹の父です」



< 306 / 538 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop