Sweet Life



「ファ…ゥフ…」


また甘い声が零れる。


その声が合図だったかのように樹は激しく私の口の中を


手もまた胸に触れてるんだけど


頭がぼお~としてよく回らない。


抵抗しないのをいいことに段々と大胆に胸を…揉んでいる。


アッ!


は、恥ずかしいんだけど…な、何か変


くすぐったいような…


アッ!


樹の指が服の上からではあるんだけど


胸の…頂を…


「ハッ…ハァ…」


い、嫌だ。


こ、声が…


樹の唇が唇から離れ…顔中にキスを


そして耳を舐めた。

「ァッ!」


「お前…色っぽすぎんだろ」


額と額をくっつけて


「感じたか…胸」


「……」


「菜摘」


「ば、馬鹿」


樹にすがりついた。


「フッ」


優しく抱きしめて髪を背中を撫でてくれる。


「…樹」


「ん?」


「……」


「どうした?」


「……」


「菜摘」


「…す…き…」


一瞬、樹の手が止まり


「分かってる」


「うん」



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