Sweet Life
部屋に戻り
マンションに泊まるなら明日の帰る用意もしておかないと。
それからマンションに持って行く着替えと。
「樹」
「ん?」
「ホントに構わない?」
「何が?」
新聞に目を通していた樹が顔を上げ
「うん。今晩マンションに泊まること」
「あぁ。甘えて来い」
「……」
何だかあっさりよね。
樹もたまには一人の方がいいのかしら。
「ん?どうした?そんな顔をして」
そんな顔って…
「ん?」
「樹、寂しくない?」
「フッ」
私を抱き寄せ
「それ結婚式前日に俺が言った」
……
…
そ、そうなんだけど。
「な、なんだかさ」
「ん」
「イヤに簡単に『いいよ』って言われたら」
「……」
「樹が一人になりたいんじゃないかとか…ィ、痛い!」
でこぴんされた。
「たつき~」
「お前はマジに馬鹿だな」