龍王 【完】
「ゴメンね。行ってなくて…」

《いいの。匠に聞けばいいんだし、
気にしないでね。》

「わかったー」

《萌佳は、何をしてたの?》

「テレビ見てた…することなくて…」

《同じだなぁー凄く暇なのよね。》

うんうんと頷きながら、たわいもないことを
話して電話を切った。

うーん…眠くなっちゃった。

テレビを見ながらソファーに横になると
ウトウトと深い眠りに落ちた。

目が覚めるとベットにいて隣には斗輝が…

グッスリと眠っている。
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