龍王 【完】
寝顔をみながら、准君は引き受けてくれた
のだろうか?

気になった…

そろそろ起こさなきゃだなぁ…

学校だし…

寝起きが悪いから起こすのが少し怖い。

「斗輝…起きてー朝だよ…学校…」

「…」

ハァー溜息…

もう一度起こさなきゃ…

「斗輝、ほんとに起きないと遅刻するけど
知らないよ。」

身体もゆすって起こした。

「んーおはよ。萌佳。」

「おはよ。斗輝、学校だよ。」

『あぁ』と言うと起き上がり制服に着替えるのを
待って朝ご飯に2人で部屋を出た。
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