龍王 【完】
「さっきはゴメンね。皆にも嫌な思いさせて…
だから、私は皆の傍にいないほうがいいと思うから離れるね。」

「「「はっ?」」」

匠さん、真帆、來斗さんが、驚いてて

「離れんな。萌佳。」

斗輝が言う。

「萌佳、私さっき言ったよね。下で…
斗輝には、萌佳が必要だし、萌佳だって斗輝が必要なんじゃない?」

そう思えるよ。っと付け加えた真帆。

「あんな事は迷惑じゃないよ。俺達には地位とかに媚びる女達が多い。だから、今は、萌佳ちゃんが離れる方が迷惑だよ。」

匠さん…

「匠が言うとおりだ。斗輝は女を寄せ付けなかった。
その斗輝が、萌佳ちゃんに惚れた。
萌佳ちゃんを失えば、斗輝はどうなるかわからない。」

來斗さん…

「斗輝、まだ時間がある。隣で2人で話しなよ。
斗輝の考えを言ってあげて…私は、萌佳と仲良くしてたいよ。」

斗輝が立ち上がり、私を立たせて隣へ連れていかれた。
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