龍王 【完】
「うん。」

それだけ言うと、2人ともテレビに目を向けたが時計に目を向ける萌佳。

眠くなったか?

2人でベットに入ると俺のほうが先に眠った。

朝、起きれば先に起きた、萌佳が朝食を用意していた。

「おはよう。斗輝。」

「おはよ。萌佳。早いな。」

「朝ご飯作ったから食べて。
美味しいかわかんないけど…」

「あぁ…」

バタバタと用意する萌佳が愛しいな。

ここ数日で、いろんな表情が見れて嬉しくてたまんねぇ…

先に洗面所に行き顔を洗い、リビングに戻ると、テーブルに料理を並べていった。

『いただきます』といい、食べ始めるが萌佳は食べない。

「食べないのか?」

「どう?美味しい?自信なくて…気になって…」
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