龍王 【完】
あぁ、そう言う事か。

「美味しいよ。」

『安心したー』と言って、食べ始めた。

萌佳が、作るもんなら美味しいと思う。

味より作ってくれるだけで嬉しいんだ。

マンションから出ると、メルセデスが待っていた。

車に乗り込むと、運転手に『おはようございます』と声をかける萌佳。

運転手も、『おはよう』と言うので嫉妬した。

ただ挨拶を交わしただけなのにイライラする。

俺が『出せ』と言うと学校に向った。

学校につくと騒がれる。

校門には匠と真帆が待っていた。

「おはよう!萌佳」

「おはよう!真帆」

「おはよう、萌佳ちゃん。」

「おはようございます。匠さん。」
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