遅れたホワイトデー
後日、彼は話していた。


『君は綺麗でモテているだろうから。自分には釣り合わないだろうから』


彼の感じた思いと私の感じた思いがそこまで一緒だと知った私にはただ笑顔が零れた。



それから、数か月して友人達に一通のはがきを送った。


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