執事の秘密


「さむっ!」


いきなり布団をはがされた。


今は12月、それに私は薄着だから寒いのは当たり前だ。


「起きてください。教育部屋行きますか?」


「すみませんでした」


思わず敬語になってしまった。


あそこはもう、教育するところではない……


拷問部屋と言ってもいいくらいの所だよ……


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