執事の秘密


いきなり腕をひっぱられて布団の中に。


「じゃあ、一緒に寝て?」


「さっきも言いましたよね。主との恋愛は……」


「一緒に寝るくらい、いいじゃん。小さいころよくやったろ?」


確かに……。お昼寝一緒にしたけど……。


「あれは小学生のとき。龍一様はもう大学生ですよ?」


「だから?」


「だから一緒には寝ません」


「関係ないじゃん」


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