八一ト
――――ギュッ!!
何とか男の子を抱き締めて
塀の外から中に戻す
「何してるの?」
男の子は私をボーッと見ていた
「何してるって…」
息が荒くなって
上手くしゃべれない
「まだ天国に行っちゃダメ!!」
まだ男の子には夢があるんだから
その男の子は小学生3,4年生ぐらいだった
「僕の夢…?
僕はもうすぐお空になるんだ」
「えっ……?」
「僕……病気なんだ…」
男の子は悲しそうに私に話す
「だからって!
なんで自分から!!」