幼なじみ

雪奈を起こそうと、そっと声を掛けてみた俺。

「雪奈・・・雪奈、起きろよ・・・」

目を覚まさない雪奈。
そんな雪奈に触れてみたくて、そっと頬に震える手を添える。

そして俺は・・・
雪奈の唇に自分の唇をそっと重ねた・・・

や、やわらけぇ・・・

唇を離した俺は、それでも目を覚まさない雪奈を確認して、もう一度唇を重ねた。

雪奈・・・好きだ・・・誰にも渡したくねぇ・・・

その後何度もキスを落とした俺は、これ以上はヤバイと思い、雪奈を寝かせたまま勉強を再開した。
と言っても、眠ったままの雪奈にドキドキして、全く頭に入ってこなかったけどな・・・




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