I love you.【更新休止、詳しくは感想ノートへ】
私は動けずに、じっと玄関を見つめる。
すると、鍵がゆっくりと、開いた。
そしてドアが引かれる。
だけどドアは、チェーンが掛かっているため、ガチャっと引っ掛かり、それ以上は開くことが出来ない。
私は、電話を切った時に部屋の電気も消していたので、真っ暗な部屋で、ただ声を殺した。
「……おい、」
でも、聞こえてきた声は、とても聞き覚えのある、けして嫌いなものでは無いものだった。