I love you.【更新休止、詳しくは感想ノートへ】
「まぁ、実際に、親父は俺が美歌を殺したって言ってきたけどな。親父は、仕事と金の事しか考えない。だから美歌が死んだ時だって、美歌ん家は親父の会社の取引先だったから……」
苦しそうに、言葉を詰まらせ、手を強く握り締めている。
「殴られることには慣れている。ガキん時からいつも俺はあいつのストレスをぶつけられた。最近も、企業が上手く言ってないのか、見ての通りこの様だ。」
半袖のシャツから出た腕を見ながら自虐的に笑う。
「……でな、さっき言われたんだ。いつものように、殴られながら。"お前は俺の子じゃない。あいつの不倫相手の子供だから、駄目なんだ。"って。実は、家は家庭崩壊ってやつで両親は名前だけの夫婦演だったんです。その上、俺は母親の不倫相手の子供らしいですね。まじ笑えねえ」
右手で顔を覆い、彼は僅かに声を震わせて言った。
「――辛い、」