珈琲の香り
「…何て聞いてるの?」
「え~っとね、工学部の車バカが、王子さまを奪ったっていうのとー」
「……いくつあるの?」
「三つかな?あ、あとは、王子さまの弱味を握ってるって、無理矢理付き合わせてるって言うのと……」
工学部の車バカ……は酷いなー。
確かに車好きだけど……
二十歳の女の子としては……傷つくんだよね。
それに、何?弱味握ってるって?
私っていったいどういう女と思われてるんだろう?
「…――新堂くんが樹に本気だって♪いっちゃん、正解は?」
………………ん?
最後のひとつは……?
「さーちゃんっ!最後のひとつ、何て言ったの?」
「あらっ!その呼び方、久しぶりねー」
「そうだねーって!そうじゃなくて!!」
“新堂くんが樹に本気”……
「えー!!」
ニコニコと笑う桜が、怖い……
確かに……蒼くんから告白してもらったけど……
「いっちゃん、にやけてて気持ち悪いよ」
「――!」
酷い言われようだわ……
「え~っとね、工学部の車バカが、王子さまを奪ったっていうのとー」
「……いくつあるの?」
「三つかな?あ、あとは、王子さまの弱味を握ってるって、無理矢理付き合わせてるって言うのと……」
工学部の車バカ……は酷いなー。
確かに車好きだけど……
二十歳の女の子としては……傷つくんだよね。
それに、何?弱味握ってるって?
私っていったいどういう女と思われてるんだろう?
「…――新堂くんが樹に本気だって♪いっちゃん、正解は?」
………………ん?
最後のひとつは……?
「さーちゃんっ!最後のひとつ、何て言ったの?」
「あらっ!その呼び方、久しぶりねー」
「そうだねーって!そうじゃなくて!!」
“新堂くんが樹に本気”……
「えー!!」
ニコニコと笑う桜が、怖い……
確かに……蒼くんから告白してもらったけど……
「いっちゃん、にやけてて気持ち悪いよ」
「――!」
酷い言われようだわ……