貴方次第。


「来いよ」

「・・・・・・」


この声には逆らえなくて、私はまるでペットのように彼に擦り寄る。


「いい子」


指が、私の頬をなぞって首筋に落ちていく。


ゾクリ


これからの事を考えるだけで熱くなる身体を感じる。


「今夜はどんな声で啼かせてやろうか?」


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