【密フェチ】初恋の女の子
初恋の彼女
あたしには付き合いはじめて間もない彼氏がいる、


この前その彼が変なことを言ってきた。


「なぁ、髪の毛ショートカットにしてくんねえか?」


「なによ突然、どんな髪型にしようとあたしの勝手でしょ」


「ショートにしてくれよ、似合うと思うんだけどな?」


「どうしてそんなこと言うの?」


「ショートが好きなんだよ」


「なぁに、もしかして髪の毛フェチ?」


「そんなんじゃねえよ」


「じゃあなんなのよ」


「初恋の彼女がショートカットの似合うかわいい女の子だったんだ、


あのころの俺は、


その子の顔が見れるだけで幸せな気分だった、


結局俺の片思いで終わっちまったけど、


今でも忘れられなくて、


ときどき思い出すんだ」


「なんだ、やっぱり髪の毛フェチじゃない」


「そんなんじゃないって」


「だってその子のショートカットが忘れられないんでしょ、


いやよ、その子の代わりになるなんて、


そんな事言われたらあたしが辛くなるじゃない」


「お前が聞くからだろ」


「いいわ、あたしが忘れさせてあげる」
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