だってキミが好きだった








それに、






「知らねぇ」






彼はその質問に答えることは出来ない。






「えー、毎回それじゃん!」


「もういいでしょ?教えてよー!」






キツイ香水をたっぷり付けて、彼の腕に自分の腕を絡める女達。



ふわふわ、きらきら。



女の子だね。




……真反対の席からそれを見てる私ってどうなんだろう。







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