…+*狼×狼@Cafeteria*+…
や、まさか。 こいつが泣くわけ……
そんなことを言い聞かせながらも、
俺は若干焦りながら、急いでブランコごと捻って振り向かせた。
「………なっ? や、やだっ! やめて!
泣いてなんか、ないんだから…」
そー言って急いで頬を濡らす涙の雫を拭う彼女。
そんな姿が、その時の俺の瞳には、
なぜだか、無性に愛しく映って……
「一匹狼のくせに、他人の前で泣いたりしていいのかよ…」
そんな意地悪を呟きながら、
彼女瞼に、ゆっくりと舌を這わせた。
やっ、なんて小さな悲鳴を上げながらも抵抗しない彼女に、
「やべえって。
そんな顔すんなよ。」
デコピンを喰らわせてやった。