二重人格神様
う、うそ…本気でいくの!?
「い、いや…」
「兄様、どこにいるんだろう」
ぐ、グレン君~っ!
そんな叫びは虚しく、グレン君は手を引き、部屋のドアをあけるとそのまま満面の笑みで廊下を歩いていく
ま、まずい…ど、どうしよう。グレン君、本気だ!
本当に海鈴さんに会いにいくの?昨日、あんなことをした翌日に
考えるだけでも恥ずかしく、無意識に身体の熱があがると手を握っていたグレン君が不意に振り向く
「ん?…いのり、手が熱い…それに、お顔が真っ赤…だよ?」
「え?」
「熱でもあるの?」
う、うそ!
頬を触ると、自分でも分かるほど熱い
私ってば、また昨日のことを思い出してるんだ!
「な、なんでもないの、本当に!」
「…」
あ、はは…
首を左右にふり否定するものグレン君は首を傾げる
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