年下の不良くん
春樹から受け取り、日付順に揃えてパチンパチンと、ホッチキスでとめていく
紙の束は思ったより量が多く、片付けるのに時間がかかった
ふと回りを見渡すと、部屋には春樹しか居らず、いつの間にか爽さんが何処かへ行った
一段落が付いた私は、設置されているコーヒーメーカーで二人分のコーヒーを淹れて、パソコンとにらめっこをしている春樹の前に置く
「ありがとう、りりか
俺が頼んだものは、もう終わらしたの??」
「うん、ついさっき終わったよ
他に何かすることはある??」
コーヒーを片手に、机の上に大量に積み重なっている資料をパタパタと見るが、どうやら私が手伝えるものはないようだ
「…いや、ないね
あ、暇だったら近くのデパートで、ショッピングでもしてくる??
本当は、俺も仕事ほったらかして、着いていきたいんだけど…」
社長が言う台詞ではないなと、私は肩を縮めてしまう
「ううん、ここで読みかけの本読んでおくよ」
ここに来ると、何か暇潰しになる物が必要不可欠となる為、私はちゃっかりと持ってきていた
座っていた場所に戻り、鞄から本を取り出して読みふけった