年下の不良くん
「はっ??
冗談だろ…??」
目をぱちくりとする、清水くん
「冗談じゃないよ」
「珍しいね、りりかがそんな鬼みたいな事言うなんて
まぁけど、りりかのタイプは、勉強出来る真面目な人が好みだから、仕方ないか」
あれ??
何故か優美の口から大嘘が出てるんだけど…
「くくくっ!!
だってよ、翔!!
昼の楽しみは奪われる挙げ句に、りりかちゃんのタイプは言われるわ、散々だな!!」
はーはっはっは、と武蔵くんはお腹を抱えて大爆笑
「うっせぇ!!
理想と現実とはちげぇんだよ!!」
大爆笑の武蔵くんを、清水くんはバシリと叩いた
「あ、そろそろ教室戻ろうか」
本鈴のチャイムが後少しで鳴りそうなので、私達は図書室を後にする
別れる寸前、清水くんが小さく私に
「…弁当なくなんのは嫌だから、これから毎日授業出る…
だから、弁当作ってきて」
そう言って後頭部をかいた
ふふっ、お弁当の為に頑張る清水くんが、何だか可愛いな
私は小さく微笑んで、コクンと頷いた