ましゅまろハート
でも、美波さんの年齢も、

出身地も、

家族構成も、

趣味や特技も、

何もかも、

俺はまだ何もつかめていない。


「……このランチが勝負だな……」


俺は小さく呟きながら、

これから迎える

美波さんとの時間の

イメージを膨らませていた。


絶対、聞いてやる。


美波さんの事、

全て聞き出してやる。


そして少しでも

美波さんとの共通点を

みつけてやる。


そう強く思いながら、

俺は板書するフリをして

美波さんへの質問を

ノートに書き出していた。



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