ひまわりの咲くあの場所で…【完】

小さい頃の陽は、みんなと仲良くて、よくサッカーをやってた記憶がある。
しかもスゴい上手いの。

あたしはそれも見て、陽に惹かれてたんだと思う…。

…ってあたし重いかな!?
10年経っても、逢うことのない人をまだ好きでいるなんて…。


いつの間にか家に着いていた。
「ただいまぁ」

「葵ー!」
お母さんが走って来た。

「お母さん、うるさいよ。何なの?いきなり」

お母さんは、暑いとか言って、エアコンの効いてるリビングまで連れてかれた。


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