光の射す方へ
私は、歩太の目の前の席に座った。
「宝来くん、私、上原リカ。19歳のフリーターです。ここのバイトは週5回、入っています。これから、仲良くして下さい!」
なぜこの時、自分がこんな行動をとったのか、分からないけど、
私は歩太と、話してみたいと思ったんだ。
少しだけ顔を上げた歩太と、一瞬だけ、目があった。
今までずっと、無表情だった歩太の顔が、少しだけ、驚いている様に見えた。
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